ブラジル日記

ブラジル経済の主要話題や各産業セクターの実情等、現地報道と体験に基づく考察。

コーヒー豆輸出が過去最高を記録

2014年のブラジルコーヒー豆輸出量が発表され、前年比14.7%増の3千6百32万個(60kgバック相当)となり過去最高を記録しました。

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ブラジルコーヒー豆の最大輸入国はアメリカで、輸出全体の20%を占めています。また、2位のドイツは全体の19%を占め直ぐ後を追っている状況です。地域別に見ると、ヨーロッパの輸入量が昨年17%増加し、全体の55%を占め、最大のブラジルコーヒー豆輸入地域となりました。ヨーロッパに続き、北アメリカが全体の24%、アジアが16%を占めていました。

 

昨年度のコーヒー豆輸出によりブラジルは前年比26%プラスの65.8億ドルの収入があり、そのうち81%をアラビア種が占めているとのことです。

 

A Companhia Nacional de Abastecimento (Conab) によると2015年は4千4百〜4 千6百万個(60kgバック相当) を見込んでおり、さらに輸出が拡大する見込みです。