9年ぶりのレアル安
16日は対ドルで1ドル2.74レアルまでレアル安が進行し、9年ぶりの水準となりました。
前日にロシア中央銀行が10.5%から17%へ大幅利上げを実施した事により新興国通貨全般がドルに対して売られましたが、中でもブラジルは原油価格の下落に対する影響が大きいとの懸念から売りが加速しました。
同16日の原油価格は、供給過剰のトレンドが今後も続くとの観測から5年ぶりに1バレル60ドルを下回り、WTIは1バレル55ドル迄下落しました。尚、ペトロブラス株は前日の大幅の下げから買い戻しの動きもあり普通株で2.11%プラスの1株当り8.70レアル、優先株で2.18%プラスの1株当り9.38レアルとなっています。