ブラジル日記

ブラジル経済の主要話題や各産業セクターの実情等、現地報道と体験に基づく考察。

カルバンクラインがブラジル向けオンラインストアを立ち上げ

カルバンクラインがブラジル向けオフィシャルオンラインストアを立ち上げました。カルバンクラインは2016年迄に新たに20カ国でサービスを展開する計画があるそうです。

 

オフィシャルサイトはポルトガル語、レアル払い対応しており、200レアル以上の購入であれば10回払い迄金利なしで分割払いができるようになっています(ブラジルでは分割ばらい、金利なしというのは一般的な商習慣です)。現在カルバンクラインはブラジルに100店舗構えており、さらに 20,000店以上に商品を提供して、年間7億5千万レアル売り上げています。

 

衣類に限らず、ブラジル市場全般に言える事ですが欧米のブランドが非常に強い印象をうけます。日本から見るとブラジルは真反対で遠い国、先ず地理的に近い中国・東南アジアが第一と考えるのは理解できます。一方、此方で生活していると、移民として渡ってこられた先人の方々の努力のおかげだと思いますが、日本人にとって住みやすく(サンパウロであれば日本食は比較的簡単に手に入ります)またリスペクトされることも多いです。日系2、3世の方で日本語を解する人材もいることから日本にとってもチャンスのある市場ではないかと思っています。